2018年6月8日
昨日の記事は個人的に面白かったのでアクセスが増えて身長も伸びて成績も良くなると思ったのですが1人しか見てなかったです。
もしかしたら今日も読んでくれるかな?
昨日あんな記事を書いといて図々しくもそんな事を思ってます。シーフードです。
昨日はメタキン周回をしてきました。
1時間くらいでまものつかいが105になりました。
やったぜ!
チームリーダーに
「何でまも?勝手にあがらない?」
と言われましたが、私の飼っている魔物、キメラのせいじょくんが私に全然懐いてないせいで魔物使いで行く事になったんです。
たまに施設を視察に行くと、近寄るなニンゲンと言わんばかりに威嚇してくる魔物達。
その中でも最近特に目をかけてやっているのがキメラなんですがこれがまた懐かない。
完全に私たち人間の言葉を理解していますからね、せいじょくんなんて呼ばれたら懐きませんよね笑
それで、大人しく命令に従うように躾けるのはいったんおいといてレベルだけ上げる事にしたのです。
よくよく考えると私に懐いてない魔物を鍛えて連れまわすってとんでもないですよね。
そんな訳でせいじょくんも一緒に戦闘訓練した後は施設に収容し、チームメンバー達とツスクルの防衛に行きました。
ドワーフの私にはツスクルは縁遠いのですが、だからと言って見捨てる事はできません。
来る日も来る日も攻めてくる屍達と戦っていると、とあるメンバーが大元帥に昇格しました。
遂に我が小隊から大元帥が誕生したのです、私は飛び跳ねて喜びました。海老反りです。
しかし彼女の方はそうではありませんでした。
「何で私が大元帥なんだ?私が何を為した?
ツスクルを救ったか?
ツスクルの民にとって、これが救いか?
あの屍たちは攻めてくる一方だ、休む暇も与えてはくれない。
いつ崩れるともわからない現状を変える力もない私が昇進?総帥はどこだ!!
納得がいかない、私の昇進を取り消せ!!」
喜ぶものだとばかり思っていた私は、用意していたクラッカーをそっとしまい、ホールケーキを一口で飲み込んだ。
むぐぐっ!?
こ、このケーキ!
まるで宝石のように輝いていた苺が私の喉でその存在を主張し、とても苦しい!
コクのある生クリームは甘くて重い。
胸焼けは避けられないだろうな。
まいったな、シロップもとてつもなく甘い。
そしてこのスポンジが問題だ、私の口内の水分を全て奪わんとする吸水性、下手な魔物よりも手強い。
早くなんとかしないと、明日には私も屍の一員になってしまうだろう。それだけは御免だ。
まさか、こんな事になるなんて...。
甘く見ていた。「ケーキだけに。」
薄れゆく意識の中で、独り言つ。